今回のテーマは東京から新幹線で行く金沢日帰り旅行についてです。
学生や社会人の人で一人旅が好きな人も多いと思います。仕事でストレスがたまる社会人にとってリフレッシュの時間は非常に大事です。
時間はないけどストレス発散のためにリフレッシュしにどこかへ旅行に行きたいと思ったことや週末に予定がなくて退屈だと思うことも多いのではないでしょうか?
金沢は東京から日帰りで行くことも出来ますし、一人旅にもおすすめの場所ですよ。この記事では東京から金沢の定番観光地に日帰りで行く一人旅の旅行プランについて紹介します。
金沢の定番観光地は日帰りで回れる!
2015年に北陸新幹線が金沢まで開通したことで首都圏からのアクセスが格段に向上し、日帰りで東京から金沢に旅行に行くハードルが大きく下がりました。
これまで首都圏からだと日帰りは難しかったですが、日帰り旅行のハードルが下がったことで休みが連続して取れない人でも金沢に行きやすくなりました。
北陸新幹線が開通する前は首都圏からは飛行機で小松空港経由で行く人が多かったようです。
金沢の定番観光地と言うと兼六園・金沢城公園・21世紀美術館・ひがし茶屋街・近江町市場などが思い浮かぶと思います。
近江町市場でお昼を食べて、他の観光地を回るのが王道のモデルルートです。主要観光地の真ん中あたりに位置している近江町市場は他の観光地へのアクセスも優れています。
これらの定番観光地は比較的近いエリアに集まっているので1日ですべて回ることも十分可能です。金沢駅からバスも多く出ているのでバスを利用すれば移動時間を短縮することも出来ます。
金沢駅を発着している北鉄バスでは1日乗り放題切符(大人500円、こども250円)で発売されているのでバスでの移動を考えているときは購入するのがおすすめです。
金沢駅構内にある観光案内所や金沢駅東口のバスターミナルの前の案内所で1日乗り放題切符を買うことが出来ます。
東京から日帰りで行く金沢一人旅プラン
金沢の観光地は近いエリアにあるので1日でも回ることは出来ますが、帰りの新幹線の時間を考えると思っているほど時間に余裕がないです。
金沢での滞在時間を増やすためには金沢駅の到着時間を早めに設定する必要があります。逆に一部の観光地をパスしてもいい場合は時間的に余裕も出来ます。
金沢までの所要時間は東京からだと北陸新幹線のかがやきで2時間半ほど、定番の観光地巡りをしようと思うと遅くても金沢駅に9時までに着きたいですね。
2019年のダイヤで東京からの時間を調べると
東京駅⇒金沢駅(北陸新幹線利用)※金沢駅に10時までに到着を想定
東京駅6時16分発かがやき⇒金沢駅8時46分着
東京駅7時20分発かがやき⇒金沢駅9時51分着
この2本のどちらかで金沢駅に到着したいところです。定番観光地を回るなら一番早い8時46分着で、一部の観光地をパスしてもいいと言う場合は9時51分着でもいいと思います。
観光地を回る順番のイメージとしては
金沢駅⇒兼六園・金沢城公園⇒21世紀美術館⇒近江町市場(昼食)⇒ひがし茶屋街⇒金沢駅
上のルートは一例ですが効率よく回ることを考えて、金沢駅到着時には開園している兼六園・金沢城公園を一番最初に設定しています。
9時までに金沢駅に到着
金沢駅に到着して東口を出ると鼓門があります。
ここがスタート地点となります。鼓門は写真を撮っている人も多いので写真撮影の邪魔にならないように注意しましょう。
近江町市場で朝食を食べたい人は8時46分着の新幹線で金沢駅に到着することをおすすめします。朝食後は近江町市場から金沢城公園まで徒歩で移動します。
近江町市場を名鉄エムザ側から入ってそのまま直進して外に出ると突き当りに当たるので右に曲がってください。金沢城公園の入り口が見えてきます。
近江町市場で朝食を食べない場合は金沢駅からバスに乗って兼六園か金沢城公園を目指します。ルート的には金沢城公園⇒兼六園の方がいいかなと思います。
9時半ごろ⇒金沢城公園・兼六園
金沢駅からバスに乗り、広坂or兼六園下で下車します。降りるバス停はどちらでも構いません。
今年、金沢城公園に行ったときに撮った写真です。中は広く広場もあり、平日でしたが家族連れが多かったです。地元の方も多いのでしょうか?
金沢城公園は広々としてのどかな場所なので散策にもおすすめです。
金沢城公園を見た後は兼六園に移動します。金沢城公園と兼六園は道路を挟んで向かい合っているので移動自体は楽です。
真冬の雪が積もった兼六園です。雪が降れば白銀の兼六園を見ることが出来ます。個人的には冬の兼六園が一番好きです。
ライトアップが行われることもあるので冬に金沢に行くときは金沢で宿泊するのもありです。
白銀の兼六園でのライトアップは綺麗で感動します。夜のライトアップが行われる日を狙っていくのもありですね。
11時半ごろ⇒21世紀美術館
金沢城公園と兼六園を見たあとは21世紀美術館を見て回ります。21世紀美術館は金沢城公園・兼六園からすぐの場所にあるので移動は楽です。
https://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/spot/detail_10066.htmlより引用
21世紀美術館というとプールの写真がネットやSNSで紹介されていることも多いですよね。せっかくなので見ていきましょう。
有料ゾーンと無料ゾーンがありますが、無料ゾーンだけでも楽しむことは出来ます。
※21世紀美術館は休館日もあるので行く場合は事前にチェックしておきましょう。
13時~13時半⇒近江町市場で昼食
バスで近江町市場に向かいましょう。武蔵が辻が近江町市場の最寄りのバス停になります。
少し遅めの昼食を近江町市場で食べましょう。海鮮を扱うお店が多くあるのでどこのお店にしようか迷うかもしれません。
個人的におすすめのお店の1つが近江町食堂です。http://ohmichosyokudo.amsstudio.jp/
海鮮丼はさすがのクオリティで金沢に来たら絶対に外せません。味噌汁もついているので写真以上にボリュームはあります。
お刺身や鴨の治部煮などサイドメニューも豊富でクオリティが高いです。
鴨の治部煮は金沢の郷土料理として有名です。海鮮と一緒に郷土料理も味わえます。
昼食後は近江町市場で買い物も出来ます。冬場であればカニも並んでいるのでより豪華になります。
のどぐろも負けじと並んでいました。かにやのどぐろは金沢に来たら食べたいですし、お土産としても持って帰りたい人もいると思います。
近江町市場の魚屋さんでは郵送で海鮮物を家に送ってくれるお店もあります。家で海鮮が食べたい人は郵送で家に送ってもらいましょう。
持ち歩かなくて済むので荷物も増えません。近江町市場では海鮮をその場で食べれるお店もあるのでいろいろ回ってみましょう。
また、近江町市場の地下にはコーヒー屋さんがあり、そこで売られているブランデーケーキはお土産におすすめです。
15時半~16時ごろ⇒ひがし茶屋街
近江町市場で食事と買い物を楽しんだ後はひがし茶屋街に移動します。
近江町市場からひがし茶屋街までは徒歩でも15分ほどで行けるので歩いて行ってもいいと思います。場合によってはバスを待つよりも早い時もあります。
昔ながらの建物が並ぶひがし茶屋街は歴史を感じる観光地です。外国人観光客も多く、写真を撮っている人も多いです。
ひがし茶屋街では金箔ソフトが有名な泊一というお店があります。金箔ソフト以外にも女性人気のコスメ商品やお菓子・雑貨などを発売しています。
金箔ソフトはぜひ食べたいところですが、冬場は寒いです(;^_^A
18時~20時⇒金沢駅
ひがし茶屋街を観光した後は夕食を食べてもOKです。香林坊や片町などの繁華街に行ってもいいですし金沢駅周辺で食べてもOKです。
また、近江町市場で夜も営業しているお店もあるので昼とは違うお店で食べるのもありです。
おでんや加賀料理など石川県の郷土料理が食べたいと思ったらこのお店がおすすめです。
コース料理もありますし、地酒も豊富に取り扱っているのでおでんや加賀料理を堪能しながら味わうのもいいですよ。ランチでもディナーでも行けるのでおすすめです。
金沢駅でお土産を買おうと考えている場合は、20時に金沢駅構内のあんとのお店の営業が終わることに注意が必要です(飲食店は除く)。
一番安全なのはひがし茶屋街観光終了後に金沢駅に移動するプランです。金沢駅構内にもお店はあるので先に夕食を食べてもいいですしお土産を買ってもいいです。
帰りの新幹線の時間
日帰り旅行の場合は帰りの電車の時間に間に合うように金沢駅に戻りましょう。翌日が仕事の人は大変なことになるので時間管理はしっかりしましょう。
金沢駅⇒東京(北陸新幹線)※平日休日とも
金沢駅19時18分発⇒東京駅21時56分着
金沢駅21時00分発⇒東京駅23時32分着(金沢発最終の東京行)
※金沢駅20時17分発のはくたかは東京駅23時24分着なので最終のかがやきと8分しか変わらない
最速到着で最終の電車に乗るのであれば金沢での滞在時間は約12時間あります。東京に帰る場合は21時発のかがやきが最後の新幹線になります。
遅くても発車の30分前には金沢駅に到着しておきましょう。
最後に
上で紹介した日帰り旅行のプランは私が過去に実施した工程です。あくまで一例ですが、東京から金沢に日帰りで旅行に行く場合は参考にしていただければ幸いです。
関西から行く場合はこちら
金沢は日帰りでも十分に楽しめるので週末の旅行にもおすすめです。観光スポットも比較的近いエリアに集まっていて、バスも多いのでアクセスも優れています。
一人旅をしている人も多いので金沢はおすすめです。
コメント