家計簿が続かない理由とは?続けるためのおすすめの改善策は何か?

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お金

家計管理の為に家計簿をつけようと一度は考えたことがある人は多いのではないでしょうか?

コロナ渦の日本では残業代が減り給料自体が減った人も多いですし、収入が減ったことで家計管理の見直しをしようと考えている人は多いと思います。

家計の見直しのため家計簿をつけようにも面倒で実際に行動に移せていない人も少なくないでしょう。

この記事では家計簿が続かない理由と続けるための改善策は何かということを考えたいと思います。

家計簿が続かない理由は?

私個人の考えとして家計簿が続かない理由は3つあると考えています。

そもそも家計簿を続けることが出来ない理由として思い浮かべやすいのは「面倒に感じるから」ではないでしょうか?

買い物の度にレシートをもらって家でノートに項目ごとに記録付けてを繰り返すうちに徐々に面倒になってきて記録を付けなくなるというパターンだと思います。

同じことを繰り返し行うのは全く面倒に感じないと言えば、嘘になります(笑)

ただ、その背景には無意識のうちに思ってしまっていることが3つあり、それらが家計簿が続かない人に共通していることだと思います。

家計簿が続かない人に共通する3つの理由を1つずつ紹介します。

家計簿を難しく考えてしまう

まず1つめの理由は家計簿を難しく考えてしまうことです。

家計簿は支出を項目ごとに分けてから、合算していき収入から支出を引いて月の収支を把握しますが、この項目分けを複雑にしてしまいがちです。

項目例 …食費、水道光熱費、住居費(家賃)、カード代、服代、携帯代、交際費、美容代等…etc

ざっくり書き上げましたが、項目数は個人の生活環境や分け方によって異なるのでこれが正解というものはないです。実家暮らしor一人暮らし、奨学金等の返済の有無などによって変わってきます。

項目数を多く設定してしまうことや、各項目内で分けてしまうことで記録の付け方が複雑になってしまうことになります。その結果、家計簿を難しく考えてしまうことになるのです。

縛りを強くしてしまうこと

2つめは家計簿の縛りを強くしてしまうことです。

縛りを強くする例の1つとしては最初から各項目ごとに予算金額を設定してしまうことがあります。

いきなり予算を設定をしてしまうと月の途中で設定額に到達しそうになったときやその逆のパターンの時に混乱してしまうケースがあります。

結果的に途中で予算金額を変更してしまうことになりかねないですし、最初に設定した目標を変えてしまうと家計簿をつける意味が薄くなってしまいます。

家計簿をつけ始めた初期のころから各項目ごとに予算を設定するのはやめた方がいいです。

~しないといけないという考えに陥る

3つめは「~しないといけない」という考えに陥ってしまうことです。

例としては

食事が終わったら家計簿をつけなくてはいけない

仕事が終わって家に帰ったら家計簿をつけないといけない

家計簿をつけているから節約しないといけない

上記の3つは思いついた例ですが、無意識で考えがちです。家計簿をつける点で意識を持つことは大事ですが、暴走すると自分自身を追い詰めてしまうことになります。

「~しないといけない」という考えは義務だと思いこんでしまうので家計簿を続ける上ではあまり意識しない方がいいです。

自分の家計簿をつけることは仕事ではないので、「余裕のある時に家計簿をつける」といった感じで難しく考えない方が気持ち的にも楽です。

家計簿が続かない人へのおすすめの改善策は何か?

家計簿が続かずに悩んでいる人へのおすすめの改善策としては3つの候補があります。

人により得意不得意があり、どの方法が適しているかは個人差があるので自分に合った方法を選ぶのが無難だと思います。

100均の家計簿ノートを使用する

1つめは100均の家計簿ノートを使用することです。

ダイソーやキャンドゥ・セリアなど100均のお店は複数あり、店によって販売されている家計簿の種類も異なるので選択肢は多くあります。

その中で個人的におすすめなのはSeriaで販売されているこの家計簿ノートです。

この家計簿ノートは表紙が何種類かあり、写真のはそのうちの1つです。この家計簿ノートの中身はこのようになっています。

始める段階で固定支出と変動支出(生活費)が分けてありボックスの中でリスト化されており、手書きで書き足せるので自分自身でアレンジすることも可能です。

主要な項目は設定されているのでそのまま使用することも出来ます。

1枚めくると日ごとに書き込みできるページがあり、内容と金額を書き込むシンプルなボックスになっています。

最初の段階で支出が2つに分割されていて項目も設定されているためシンプルで分かりやすく自分で項目選び等をする必要がないので継続するための大きなサポートになります。

スマホのアプリを使用する

2つめはスマホの家計簿アプリを使用することです。

家計簿と言うとノートに書きこんでいくイメージが強いかもしれませんが近年は、スマホアプリも開発されておりデジタル化されてきています。

レシートを撮影して記録を付ける機能があるものや複数の銀行口座を一括管理できる機能があるものまで多様な家計簿アプリが存在しています。

ただ、全ての機能を無料で使えるわけではなく中には月額料金が必要な機能もあるので注意が必要です。基本的には無料の機能でも十分使用することは可能かと思います。

スマホの家計簿アプリでもシンプルなものから多機能なものまで幅広いですが、シンプルな方が分かりやすく使いこなしやすいと思うので自分に必要な機能が揃っている家計簿アプリを選ぶことをおすすめします。

成功している(継続できている)人の真似をする

3つめは成功している(継続できている)の真似をすることです。

スポーツやビジネス等で成功している人をモデルとして真似することは多いですが、家計簿においても真似をすることは有効です。

型を作るため教えられた通りに覚えていくように家計簿も成功している人の型を覚えて基本形を作り上げていくことは成功(継続)への近道とも言えるでしょう。

基本形を覚えたうえで自分なりにアレンジを加えてオリジナルの型を作り上げていくようになっていくと思います。

私はこのパターンで家計簿の継続することが出来ています。ネット上で成功している人のやり方が公開されているものもあるので参考にしてみるのも手です。

こちらの記事で紹介しているので参考にしてみてください。

まとめ

近年は家計簿ノート以外にもスマホアプリで家計簿をつけることも出来るようになったことで手軽に出来るようになっています。上では紹介しませんでしたが、エクセルで家計簿を管理する方法もあります。

私も現在は家計簿ノートとエクセルを併用していますが、最初はノートから始めました。家計簿ノートに書くことで記録を付けるという習慣が身に付き、自ら分析するようになります。

分析はエクセルで設定した方が楽ですが、習慣化すると言う点ではノートに手書きで書き込む方がいいと思います。実際に自分自身で経験して継続することは大事なことです。

記録⇒分析⇒改善という一連の流れを身に着けることが出来ますし、これは仕事にも役立つスキルです。

家計簿を継続して付けることで身に着くスキルは今後の人生においても非常に役に立つものなので取り組んでみてはいかがでしょうか?

家計管理と同時にビジネスでも役立つスキルを習得できる良い機会でもあるのでトライする価値は大いにあると思います。家計簿の記事を他でも紹介しているので参考にしていただければ幸いです。

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