結婚しない人が増える理由は経済環境による価値観の変化とコスパ

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時事ネタ

こんにちは。今回のテーマは結婚しない人が増えている理由についてです。テレビやネットで結婚しない人が増えているというニュースを聞いたことがある人は多いと思います。

12日土曜日の記事で結婚しない人の本音を書いた記事が出ていました。https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190112-00109840-bizspa-life

 

若者の○○離れ、△△離れと報道される中で結婚離れということも言われるようになってきましたが、結婚しない人が増えているのには必ず原因となっているものが存在します。

 

さて、その原因となっているものとはいったい何なのかを考えていきたいと思います。

 

個人的に結婚しない人が増えている要因は経済的理由、結婚に対する価値観の変化、家電や代行サービスの発達の3つがあると考えています。

 

経済的理由は3つの要因の中で一番強い理由だと言えます。バブル崩壊後の長引く不況によって給料が安く抑えられているという現実があると言えます。

 

少ない給料だと自由に回せるお金も少ない為、結婚は後回しになってしまうのでしょう。結婚して子供が欲しいとなると養育費のことも考えないといけないですし、女性が出産と育児で働けなくなることも考える必要があります。

 

そのため、結婚後に掛かる費用を自分の収入と合わせて考えると上手くやっていける自信がないという不安があるのだと思います。

 

2つめの要因は結婚に対する価値観の変化です。昔はお見合い結婚と言ったように半ば強制的に結婚させられることがありましたが、今時お見合い結婚などほとんどありません。

 

結婚するのが当たり前で職場でも既婚であることが信用のステータスとなっていた時代と違い、今は結婚が当たり前の時代ではありません。個人の自由が尊重されるようになったことで結婚の重要度が下がったとも言えます。

また、男女問わずに自由に生きたいと考えている人も少なくなく、自ら結婚しない道を選んでいる人もいます。コストパフォーマンスが悪いという理由で結婚しないと考えている人も少なくないようで結婚をコスパで判断するようになっているのも原因の1つです。

 

結婚をコストパフォーマンスで考えることはどうなのかとも思う部分もありますが、長引く日本の経済不況がこのような考え方を作り出してしまったのかもしれません。

 

3つめの要因は家電や代行サービスなどの発展です。現代は洗濯機や食洗器などの機械があるので自分でしなくてもスイッチ1つで家事をやってくれます。家電の発展によって家事を行う必要性が下がり、一人暮らしでもやっていけるようになりました。

 

経済的に余裕のある人は家事代行サービスを利用する人もいます。費用は掛かりますが家の家事を自分の代わりにやってくれるので結婚してやってもらう必要もありません。

 

また、コンビニの登場によって家で調理する必要も無くなりました。仕事帰りにコンビニでお弁当や惣菜を買って帰ればすぐに食べれますし、コンビニの味も高いのでわざわざ自分で作ろうとは思わなくなります。

 

時代の変化に伴う環境の変化によって価値観も変わり、昔の概念は通用しなくなってきています。人口の減少による結婚件数の減少もありますが、結婚しない人が増えているのは事実です。

 

他にも既婚者の結婚生活の内容があまりよくなかったりすると結婚に抱くイメージも悪くなることもあります。結婚のメリットよりデメリットに関心が行ってしまい、結婚に対する憧れを持てなくなっているのも少なからず影響していると思えます。

 

また、近年は女性の社会進出が進んでいることもあり、キャリアウーマンとしてキャリア形成に重点を置く人も増えていると思います。

 

働き方改革によって長時間労働が是正され、自由に使える時間が増えれば結婚意識も上がるかもしれません。ただ、経済的な余裕が生まれない限り、結婚に対してあまり積極的になれない可能性も十分にあります。

 

若者の○○離れという言葉で若者を批判するのではなく、そこに至る理由を筋道を立てて説明しないと説得力はありません。

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