働き方改革の残業削減の効果は?物流業の人手不足と労働環境問題

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仕事

こんばんは。安倍政権になって働き方改革が進められていますが、物流業界で初の試みとなる改革を福山通運が実施するというニュースがありました。

今日の朝の記事です。https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180921-00024182-otonans-soci

 

福山通運は日曜日の集荷・配達を中止するという取り組みを発表しました。物流業界は土日関係なく荷物を全国へ運び続けているイメージがあります。非常にハードな仕事で人手不足がテレビでも言われています。

 

物流が国の経済を支えていると言っても過言ではありません。ネットショッピングが出来るのも物流業界のおかげですし、人間の暮らしには欠かせないものです。

 

記事によれば、ドライバーの確保や働きやすい環境を整えるための取り組みということで物流業界で定休日を設けることは初めてとのことです。全てのサービスが対象となるわけではありませんが、大きな変化であることは事実です。

 

物流業界のドライバーは長時間労働による残業が常態化していて、時間外労働の多さから是正勧告を受けることも多いなど体力的にも非常にハードでブラックとも言われます。

 

ネットショッピングは発達したことで、宅配需要が大幅に増えてきています。その結果、一人当たりの仕事量が増えたことで現場が対応できなくなっていて長時間労働の常態化という負のスパイラルに陥っていると考えることができます。

 

夜中に高速道路を走り、荷物を目的地に届けることも当たり前の環境で長時間労働によって休みが減り、疲れが残った状態で運転をしているドライバーが数多くいるというほど過酷な世界です。

 

テレビでドライバーの労働に密着した番組がありましたが、長時間労働が常態化し、家に帰ることができないこともよくあるという辛い現実が存在していました。

 

そのドライバーの男性は結婚していて幼い子供もいるのに家に帰れず、家族で過ごす時間がほとんどないと話していました。

 

小さい子供がいる状況で家に帰れず、一緒に過ごせないのは親としても辛いですが、子供からしても父親と一緒にいることができない寂しさがあるはずです。

 

過酷な労働環境であることから物流業界は離職率が高く、人の入れ替わりも激しい業界です。人手不足が続き、残った人にそのしわ寄せが向かうという環境の中での福山通運の働き方改革は物流業界の常識を破壊するものではないかと思います。

 

定休日を設けることで単純に休みが増えますし、家族と過ごすことや趣味に費やす時間が増えることでプライベートも充実させることができるでしょう。ワークライフバランスも改善されていくはずです。

また、会社としてもドライバーが健康な状態で勤務してくれることで事故のリスクも減らせますし、残業時間を抑制することで労働環境の改善が期待できるので社員のモチベーションも上げれるでしょう。

 

社員のモチベーションが上がれば、労働の質も向上して、サービスの質も良くなるはずです。

 

人手不足の為に賃金を上げて労力を確保しようとすることはありますが、それだけでは根本的な解決にはなりません。一時的には効果があってもいずれ終わりを迎えます。

 

働く人にとって体が資本であり、体を壊せば仕事を続けられなくなってしまいます。賃金を上げて働かせても体を休めることができなければ労働の質は変わりません。

 

昔のように「24時間働けますか?」と求められることは働き方改革が叫ばれている今の日本社会ではとうてい受け入れられません。

 

仕事とプライベートを両立し充実させたいと考えている人が増えており、ワークライフバランスはますます重要になってきています。

 

電通での女性社員の過労死事件やレストランの店長の過労死などが社会問題となっていて若い世代ほどブラック企業という言葉に慎重になる人が多いと思います。

 

私も2016年に就職活動をしていましたが、ブラック企業と非難されている企業はかなり避けました。労働環境や福利厚生・社員の生の声を重視して就職活動をしていました。

 

今後はどの業界においても働き方改革が求められていくと思います。無駄な時間外労働を減らして労働の質を向上させるとともに社員が働きやすい環境を整えることが企業に求められます。

 

長時間労働が改善されない企業はどんどん社員が辞めて、人員の補充が間に合わなくなり、やがて淘汰されていくことが予想されます。

 

少子高齢化により人口減少が進むと、働き手も当然減ります。その中で社員を定着させて人手不足に陥らないようにするには労働環境の改善は欠かせません。

 

物流業界に限らず、どの業界においても人口減少が進む中でどれだけ早く解決策を実行できるかがカギになってくるでしょう。

 

ワークライフバランスを充実させることができる環境を提供することが働き手(社員)の確保の為の最高の解決策です。

 

働き方改革として残業時間削減の為に規制を設けるなど日本企業の長時間労働を是正に向けて様々な政策が行われようとしています。福山通運独自の改革は残業時間の抑制と休日の確保を目指した素晴らしい取り組みです。

 

どれほどの効果を上げれるかは不明ですが、物流業界の人手不足や労働環境改善に向けたチャレンジであると言えます。

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