袋麺とカップ麺の違いによるメリットとデメリット!若者人気の背景

スポンサーリンク
時事ネタ

こんにちは。今回のテーマは袋麺です。

 

袋麺と言うと、サッポロ一番やマルちゃんなどのラーメンを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?テレビCMでも見る機会の多いので知名度や人気も高く、ストックしている家庭も多いと思います。

 

そんな袋麺ですが、若者にはあまり支持されていないという記事がありました。

 

私は20代ですが買い物で袋麺をよく買いますしスーパーでも若い人が買っているのをよく見ていたので意外です。若者が袋麺を支持しない理由は一体何なのでしょうか?

 

今日の記事です。https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190210-00000007-pseven-bus_all&p=1

 

袋麺について

 

記事によるとカップ麺の販売量が2014年から4年連続で増加しているのに対し、袋麺は4年連続で販売量が減少していて、その背景には相次ぐ自然災害でカップ麺の需要が増加していることがあるようです。

 

カップ麺の需要が増える一方で袋麺は販売量が減少していて、その理由として若者の袋麺離れが挙げられています。

 

しかし、袋麺にはカップ麺より優れている部分もあります。そこで袋麺のメリットとデメリットを書いていきます。

 

袋麺のメリット

 

袋麺のメリットとして4つ思い浮かびました。1人暮らしをしている大学生や社会人にとって食費と言うのは節約したい部分です。毎食コンビニやスーパーで買っていると食費も高くなるので袋麺は強い味方とも言えます。

 

5袋で1セットなので1袋当たりの単価がカップ麺より安い。

野菜や肉を追加できるので自分好みにアレンジができる。

カップ麺よりストックの場所を取らない。

子供に調理を教えやすい。

 

①~③は1人暮らしをしている人にとって重要ではないでしょうか?単価が安いのと収納スペースを取らないのは魅力です。自炊する人であれば袋麺をベースにトッピングを変えれば違ったテイストのラーメンを作れます。

 

④は子を持つ親にとってうれしい点だと思います。ラーメンが好きな子供は多いので調理方法を教えれば子供でも簡単に作れます。カップ麺や冷凍食品ばかり食べるよりはコスト的には安いので家計にも優しいです。

 

袋麺は調理も簡単なので子供が初めて調理するものとしても適切です。野菜や肉の切り方も教えることが出来ますし、調理方法を覚えれば1人でも作れるので親としても最初に教える料理として簡単なレシピだと思います。

 

最近はオール電化の家も増えているのでガスを使うよりも危険性は減ったと言えるでしょう。

 

袋麺のデメリット

 

袋麺のデメリットとして4つ思い浮かびました。面倒くさがりの人にとっては辛い部分かもしれません。

 

調理が必要

洗い物が発生する。

カップ麺ほど非常食には向いていない

1セット全て同じ味になる(味を複数選べない)

 

①と②が大きなネックなのかなと思います。自炊を全くしない人や家で後片付けをしてこなかった人にとっては嫌な作業です。

 

③は近年、多発する自然災害によってカップ麺自体の需要が増えた影響なのかもしれません。

 

④はカップ麺と比較されると勝てない点です。5個で1セットという性質上変えることは難しいでしょう。

 

カップ麺について

 

2014年以降、カップ麺の販売量は増えていて、多発する自然災害の影響で非常食として扱われるようになり必然的に需要は増えていると言えます。種類も多く、有名なラーメン屋さんとコラボした商品もあるなどバラエティに富んでいるのも特徴です。

 

小型のカップ麺からペヤングのようなジャンボサイズの物まであるので守備範囲が広いです。

 

カップ麺のメリット

 

カップ麺のメリットとしては5つあります。

お湯を注ぐだけでできる。

ゴミが容器以外ない。(容器を捨てるだけで済む)

洗い物をする必要がない。

好きな味を選べる

緊急時に非常食になる。

 

①~④までは現代人にとって非常に有難いです。お湯を注ぐだけで出来るので調理の必要もないですし、後片付けも楽なので非常に便利です。緊急時には非常食として機能してくれるので万能なアイテムです。

 

カップ麺のデメリット

 

カップ麺にもデメリットはあります。

袋麺に比べると単価が高い

アレンジがしにくい

ストックする場所が意外と必要

 

袋麺と比べると1個当たりの単価はどうしても高くなります。カップ麺1つよりも袋麺1セットの方が安い場合もあるのでコストは高くなりがちです。便利で楽なアイテムである分、高くなってしまうのは仕方がないのかもしれません。

 

また、袋麺と違ってアレンジは難しいので調理の幅は狭いです。

 

カップ麺は大きさにもよりますが、意外と場所を取ります。袋麺のようにきれいに積み重ねるのは難しいので大量に保管する場合はそれなりのスペースが必要です。

 

袋麺とカップ麺を比較して分かること

 

若者の袋麺離れの理由を探るために袋麺とカップ麺のメリットとデメリットを比較してみて、表にして見ました。比較してみると、表の中の色を付けた部分が若者にとって重要な部分だと思います。

 

メリット デメリット
袋麺 5袋で1セットなので1袋当たりの単価がカップ麺より安い。

野菜や肉を追加できるので自分好みにアレンジができる。

カップ麺よりストックの場所を取らない。

調理が必要なので時間がかかる。

洗い物が発生する。

カップ麺ほど非常食には適していない。

1セット全て同じ味になる。(味を複数選べない)

カップ麺 お湯を注ぐだけでできる。

ゴミが容器以外ない。(容器を捨てるだけで済む)

洗い物をする必要がない。

好きな味を選べる。

緊急時に非常食になる。

袋麺に比べると単価が高い。

アレンジがしにくい。

ストックの場所が意外と必要。

 

コストパフォーマンスの差が支持を分ける?

 

個人的に袋麺が支持されない理由はコストパフォーマンスの差だと思います。カップ麺がお湯を注ぐだけで数分で完成するのに対して、袋麺は調理に鍋が必要になりますし手間が掛かります。

 

カップ麺だと容器を捨てるだけで済みますが、袋麺は食器を洗うことやゴミが発生するので別の手間も掛かります。後片付けの差も若者にとっては大きいと思います。調理が面倒な人にとって容器を捨てるだけのカップ麺は手軽で使い勝手がいいのです。

 

特に冬場の洗い物は手が痛くなります。洗い物をする回数が減れば水道代も抑えれるのでカップ麺は意外な部分で節約が出来るのです。

 

若い世代にとってコストパフォーマンスは非常に重要です。特に下宿している学生や一人暮らしの社会人はその傾向が強いのではないでしょうか?

 

1つあたりの単価は袋麺より高いですが、洗い物をしなくていいことや好きな味を選べるという点で考慮すれば、総合的に袋麺よりカップ麺の方がコスパは良いと思います。

 

若者がコストパフォーマンスを重視する理由は日本社会にある?

 

結婚もコスパが悪いという理由でしたくないと思う若者が増えているという報道も出るぐらいです。真実は不明ですが、日本経済の低迷によるデフレの期間が長かったことでコストパフォーマンスを重視する人が多いのは事実です。

 

袋麺が若者に支持されなくなっている背景には日本社会の状態もあると言えます。働き方改革が始まったとはいえ、長時間労働が常態化している企業は多く存在しています。

 

長時間労働が常態化し、家と職場を往復するだけの生活になっている人は家で調理しようと思わないでしょう。調理の手間を省くためにカップ麺やコンビニ弁当などのすぐに食べれる商品が若者に支持されているのだと考えられます。

 

車や恋愛にしても若者離れという記事が出ていますが、何事にも必ず理由があります。カップ麺の需要が増えているのは相次ぐ自然災害で備蓄への関心が高まっていることが背景にあります。

 

袋麺を若者が支持しなくなっているのにはカップ麺よりもコスパが悪いという理由が考えられますが、若者がコスパを重視する背景には日本が抱える長時間労働の常態化やデフレの長期化による影響があると言えます。

 

袋麺が若い世代に受け入れられるには?

 

メーカーは袋麺の若者離れを止めようと様々な策を考えているようですが、すぐに今の戦局をひっくり返すのは難しいと思います。ただ、ネットやSNSを使う戦略は若い世代には有効です。

 

若い世代はSNSを使い方に慣れていますし、ネットの情報を重視する人も多いです。若い世代にとってSNSは日常生活から切り離せないツールです。

 

小学生・中学生でスマホやパソコンを使う人も多いので10代や10代の子供がいる親世代をターゲットに販売戦略を考えるのもありかなと思います。

 

その一例かどうかは分かりませんが、メーカの中には袋麺のアレンジレシピをネット上で公開しているところもあります。映像を見ながら簡単にアレンジレシピを作ることができるので小学生の子供の夏休みの宿題にもぴったりかもしれません。

 

SNSやインターネットを駆使して袋麺の販売量を再び増加させる戦略をメーカーは取ることが出来るのでしょうか?

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました