ギャッベ絨毯をリビングでラグの様に活用して部屋のインテリアに

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インテリア

こんばんは。今回はイランの手織り絨毯であるギャッベについて書いていこうと思います。

 

そもそも「ギャッベ」とは何だとなる方も多いと思うので説明していきます。

 

ギャッベはイラン南西部の遊牧民族が織る絨毯のことを指します。「ギャッベ」という言葉の意味はペルシャ語で目の粗く、毛足の長い絨毯を意味します。

 

ペルシャ絨毯という言葉は聞いたことがある人も多いと思います。なんとギャッベはペルシャ絨毯の種類のひとつなのです。

 

ペルシャ絨毯の歴史は古く、アケメネス朝ペルシャ(紀元前550年~紀元前330年)の時代には存在していたことが分かっています。2000年以上の歴史があることに驚きですΣ(・□・;)

 

ギャッベの材料として羊毛が使われ、遊牧民族が日常生活で使用するものとして織られていました。一つずつハンドメイドで織られており、大きいサイズだと何年もかけて完成したものもあります。

 

イランの遊牧民族の中で母から娘へ織り方が伝承されていて、女性が結婚する際に3枚のギャッベを織って持っていき嫁入りしていたようです。

 

ギャッベのデザインには女性の「幸せになりたい」「子供に恵まれたい」「家族が健康でいられるように」といった願いが込められています。

 

自然の草木を使用した草木染めで羊毛を染めており、時間をかけて綺麗な色になっていきます。

 

デザインも素朴で、自然の風景や日常生活を描いたものが多く、織る人の願いや考えがデザインに込められています。ハンドメイドで作られているからこそ、織った人の願いがより感じられるのでは思います。

 

ギャッベの製作工程が書かれたサイトがあったので紹介します。http://gabbeh.co.jp/gabbeh/make/

 

ギャッベを作るまでの工程が紹介されていますが、非常に過程が多いです。すべてを手作業で行うために手間がかかり、量産することは難しく値段が高くなるのも納得できます。

 

ハンドメイドの為、量産することが難しいですが、裏を返せば同じデザインはほぼないので持っているだけで世界で唯一のギャッベを持っていることになります。

 

自分しか持っていないと思うと、優越感があります(笑)

 

ギャッベの模様の意味が書かれたサイトがあったのでお借りしました。http://chouette-store.com/?mode=f7

模様のひとつひとつに意味が込められています。ギャッベをお持ちの方は模様を確認して模様の意味を確認してみてはどうでしょうか?

上の写真は私が所有しているギャッベです。今年、ネットで見つけて売っているお店まで買いに行きました(笑)

 

青春18きっぷを使って買いに行った自分の行動力に今さらながら驚いています。

 

茜色に染められたギャッベで大きさは縦1m×横1.5mでシンプルなデザインです。今はこのギャッベをベッドの横に引いています。綺麗な茜色で夕日に照らされるとより美しい色になります。

 

触り心地がよく、寝転がると眠たくなります。時々、寝転がって本を読んでいてそのまま寝ていることがあります……

生地がしっかりしている分重さはありますが、手入れも基本は掃除機をかけるだけで問題ありませんが、梅雨の季節は干して湿気を飛ばした方がいいかもしれません。

 

ギャッベは単体でも存在感が大きく部屋の雰囲気をガラリと変えてくれます。畳の上に引いても合うので部屋のスタイルをあまり選ばないのもメリットです。

上記のような感じで置くこともできます。写真は足元サイズのギャッベですが、テーブルの下に引くことができる大型サイズもあるのでリビングで使うこともできます。

 

ソファの前に引くのもありです。リビングサイズのギャッベもあるので部屋にあうサイズを選ぶことができます。他にもキッチンに引ける細長いタイプや玄関マットサイズ・足元サイズ・リビングサイズよりも大きい特大サイズなど種類が豊富なのでいろいろな場面で使うことができます。

 

ラグ感覚で部屋のインテリアとして活用できるギャッベ絨毯は和洋問わず、様々な部屋のスタイルに対応できるので使い勝手もよく、便利なアイテムです。リビングに敷けば部屋の中心的な役割を担いますし、機能面でも優れているので一石二鳥です。

 

上でも書いた通り、ギャッベは一つずつハンドメイドで作られているため、非常に手間がかかり量産ができないので値段は高くなる傾向があります。扱うお店によって値段も大きく変わるので値段の相場も分かりにくい商品です。

 

現地から直接、輸入している業者を見つけるのが一番安く買うことができる方法です。多くのお店は複数のルートを経由しているので中間マージンがかかり高くなります。

 

ちなみに私が持っている写真のギャッベは8万円台で購入しました。同じサイズの中では安い方だと思います。他のお店で見た時は同じサイズで10万円以上するものもありました。

 

ギャッベのランクによって値段も変わるので単純に比較するのは難しいですが、リビングサイズだと15万円以上はすると考えた方がいいです。足元サイズだと2万円台で買えることもあります。

 

ギャッベを取り扱う有名な会社でゾランヴァリという会社があります。ゾランヴァリ社の厳しい審査を通過したギャッベは高品質であることを証明されたものとして値段は高くなります。

 

楽天市場でもゾランヴァリ社のギャッベを取り扱っているお店もあるので興味のある方は調べてみてください。

 

楽天市場でギャッベと検索すると候補がいっぱい出てきます。

 

私自身、昨年から中東のインテリア(ギャッベやキリム)にはまっていてアイテムを集めています。中東のインテリアはあまりメジャーではありませんがおしゃれなアイテムが多くあるので今後、紹介していこうと思います。

 

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