タバコ休憩を禁止するルールで職場環境や仕事効率と禁煙に影響は?

こんばんは。今回のテーマは仕事中のたばこ休憩です。

職場で休憩時間でないにも関わらず、仕事中に席を外してタバコを吸いにいく人が多い会社も少なくはないと思います。

 

たばこ休憩を1日に何回も取る人や長時間、席を外す人が部署内にいると非喫煙者からすれば納得がいかないですよね。

 

非喫煙者とタバコ休憩を取る人で労働時間が違うのに給料が同じあるいはたばこ休憩を取る人が上だとモチベーション維持など出来るはずがありません。

 

このような状態を放置しておくと会社内の雰囲気が悪くなり、士気の低下だけでなく離職者の増加によって人手不足に陥る可能性が上がることが予想されます。

 

たばこで会社の経営が傾くと経営者だけなく社員もたまったものではありません。

 

最近は東京オリンピックの影響を受けてたばこの禁煙ブームが進んでおり、喫煙場所の減少やルールの厳格化などによって喫煙者にとっては肩身の狭い環境になっています。

 

禁煙ブームが進む日本では会社内でも喫煙を禁止する企業が増えてきており、禁煙を会社がサポートする事例もあり、日本社会の中でもタバコに対する意識が変わり始めているのではないかと考えられます。

 

22日の記事でタバコ休憩を禁止する企業が増えていると書かれていました。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181122-00039129-houdouk-soci

 

記事では太陽生命の事例が紹介されていますが、本社を含む全国の事業所の喫煙ルームを廃止して全面禁煙に取り組むという大胆な政策です。

 

記事では触れられていませんが、社内で反発もあったと思います。いきなり禁止すると反対の声が上がるのは当然の話です。

 

反対の声がなかったのかという質問に対し、

太陽生命保険 人事部 給与厚生課・河野崇史さんは「各喫煙者が、思うことはあったと思う。(お客さまに)健康を提案するわれわれが、まずは健康になることが一番重要」と話した。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181122-00039129-houdouk-sociより引用

 

上記のように述べられていて、遠回しに反対があったことを示しています。

ただ、健康を提案する側が健康になることが重要という言葉は非常に重みがあり、説得力もあります。保険の営業マンが不健康だと商品の説明に来ても説得力に欠けますからね(笑)

私の会社でも社内には喫煙スペースがなく、会社の近くにある喫煙スペースで喫煙者はタバコを吸っています。タバコを吸うのは勝手ですが、休憩時間以外に行くのは辞めてほしいです。

 

仕事中に報告をする際に上司がタバコで席を長時間外していたら報告が遅れますし、緊急の場合だと初期対応が遅くなり、後手に回ってしまう可能性もあるのです。

 

報告が遅れた原因が上司が勤務時間中にタバコ休憩をしていたからと報じられたら失笑でしかありません。管理体制や職場環境に問題があると批判されることは避けられません。

 

個人的に一番嫌なのはタバコの匂いを持ち帰ってくることです。個人差はありますが、タバコの匂いがキツイと不快感を感じますし匂いが付くこともあるので対策をしてほしいです。

 

近年は加熱式たばこが登場し、匂いや体への害が少ないものが登場していますが喫煙の為に勤務時間中に席を外していたら何の意味もありません。

 

勤務時間中は休憩時間を除き全面禁煙にするのが望ましいと思います。仕事中にタバコで何度も席を外すことで仕事の効率は悪化しますし、時間内に終わらず残業をしていたら残業代目的で自ら仕事を遅らせていると思われても無理はありません。

 

このようなことが周囲に知られると禁煙を求める声が出るのは不思議ではないですし、立場も悪くなります。

 

会社としても勤務時間中に仕事をサボり、勤務時間外に仕事をこなして残業代を稼ごうとする社員がいるのは許せないことです。どうしても時間内に終わらなかったなら納得できますが、意図的に残業時間に持ち込むのは納得できません。

 

たばこ休憩による労働時間の格差を巡っては非喫煙者に6日間の有給を与える企業も出てくるなど業務効率の向上と格差是正に向けた政策を実施する会社もあります。

 

私の会社でもタバコ休憩による労働時間の格差を是正するような政策を実施してほしいと思います。幸い、私の上司は非喫煙者なのでタバコの匂いに悩まさられることはありませんが、会社全体で見るとタバコの匂いで悩んでいる人もいます。

 

社員が職場で快適に仕事ができるようにするためには喫煙者がタバコの匂い対策をするべきだと思います。吸うのは勝手ですが、やはり周りの人を考えて匂いについては配慮をする必要があります。

 

タバコの禁煙が厳格化する中で喫煙者に対する弾圧行為だと指摘する声もありますが、会社の労働時間の中で規制することは弾圧にはならないはずです。むしろ、タバコによって仕事効率が悪化していることを考えれば理にかなった政策です。

 

単純にタバコで席を外す時間が無くなれば、その時間を業務に充てることが出来るので処理できる作業量も増加します。仕事効率が上がるので残業も減るうえに早く帰れることに繋がるのでワークライフバランスも取れます。

 

ただ、東京都が行っているような禁煙政策は少しやりすぎだと思います。ある程度、喫煙者にも配慮しないと禁煙が進むどころか、ポイ捨てなどの行為が増加する可能性があります。何事もやりすぎはいけません。

 

喫煙者と非喫煙者が納得できる環境を作るのは非常に難しい問題だと思います。

 

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