今回はキリム柄のクッションカバーについて書いていこうと思います。
クッションカバーと言ってもストライプ模様やキリム柄、花柄、無地など様々なデザインがあります。ニトリ等でも様々なデザインのクッションカバーが発売されています。
キリム柄のクッションカバーはインパクトが強く、エスニックな雰囲気を出してくれるのでおしゃれなアイテムでもあります。
部屋のインテリアとしてのキリム柄のクッションカバーの魅力や洗濯方法などを紹介していきたいと思います。
キリムは主に中東の織物で西アジアのトルコから中央アジアにかけて伝統的に織られている絨毯です。
ギャッベが厚さがあるのと違い、キリムは薄く平べったい絨毯です。
キリムもギャッベと同様に遊牧民族が日常生活で使用している道具です。母から娘へと伝えられる手作業の仕事なので同じものはないと言われています。
かつて西アジア一帯を支配したオスマン帝国やイランの王朝国家で織られていた絨毯でムスリム教徒の礼拝にも使われます。
キリムの歴史は古く、現存するものの中で最古のものは紀元前5世紀のものです。起源はペルシャ絨毯よりも古く、4000年～5000年前まで遡ると考えられています。ギャッベと同様にウールがメインの素材ですが、シルクやラクダの毛でも作られることもあります。
キリムは織られる地域によってデザインや模様も大きく異なります。一般的によく知られているキリムはトルコのデザインが多いようです。
イスラム教の国であっても宗派が違い、スンナ（スンニ）派とシーア派の国ではそれぞれの宗派の影響がキリムのデザインにも表れているようです。
キリム柄のクッションについて私が持っているものを紹介します。
43㎝の正方形サイズで枕代わりに使用しています。色と模様の組み合わせがかっこよく目立ちます。藍色とオレンジ色の相性抜群です。
色違いでクリーム色とオレンジ色のクッションもあります。
写真のクッションにはドラゴンの模様が描かれています。力強さがありながらもおしゃれなデザインです。
正方形以外で筒形のクッションもあります。
こちらの筒形のクッションは上の2つとは別の店舗で買いましたが、珍しい筒形のクッションです。三日月がトルコを連想させます。
個人的には渋い赤色が好きなので三日月型のクッションカバーは一番のお気に入りです。
いずれのクッションもシュニール織という方法で作られていて、ふわっとした感覚です。洗濯（ネットに入れる）も出来るので扱いやすく丈夫なので長く使うことができます。
上の写真のクッションは約1年使っていて何度か洗濯していますが、劣化することもなく綺麗な状態を保っています。シュニール織は模様と相まってより高級感が出ます。
クッションカバーは取り外しが出来るのでクッション1つあれば、自分の好みに合わせてカバーを変更することが出来ます。
上の写真で紹介したキリム柄のクッションカバーを取り外すとこんな感じです。
この2種類のカバーはサイズが同じなので同じクッションで使いまわすことが出来ます。側面にファスナーがついていて出し入れも簡単なので気軽にカバーを変えることが出来ます。
上2種類のクッションカバーの中に入れているクッションです。
正方形のクッションはニトリ等で購入することが出来るので入手方法は簡単です。100均でも買うことが出来ますが、耐久面などを考えるとニトリがおすすめです。
筒形のクッションカバーも同じ要領で使いまわすことが出来ます。
筒形のクッションはこんな感じです。
シンプルな正方形のクッションもいいですが、筒形のクッションもあると違った楽しみ方が出来ます。クッション１つでいろいろなカバーを付け替えることが出来ます。
上で紹介したキリム柄のクッションカバーはいずれも洗濯が可能なので手入れも楽です。
いずれのクッションもシュニール織という方法で作られていて、ふわっとした感覚です。洗濯（ネットに入れる）も出来るので扱いやすく丈夫なので長く使うことができます。
上の写真のクッションは約２年使っていて何度か洗濯していますが、劣化することもなく綺麗な状態を保っています。シュニール織は模様と相まってより高級感が出ます。
洗濯に関しては買ったお店に確認するのが無難です。お店の人に買う前に確認しておけば、初めて洗う時も安心です。
長く大事に使いたいなら、ネットに入れて他の洗濯物とは別に洗うようにしましょう。
キリム柄のアイテムを取り入れると明るいアクセントになってくれます。キリム柄と言っても種類も多いので自分の好みに合わせて選ぶことも出来ます。
無地のクッションにキリム柄のカバーを付けて置いてみるとこんな感じになりました。ちなみに掛布団もニトリで購入したものです。
キリム柄は無地でも模様が入ったアイテムにも合うので万能ですし、エスニック感を出せるので異国風のテイストにしたい人におすすめです。
キリムもギャッベと同様に部屋のスタイルに関係なく合わせることができるので1枚あるだけで部屋をエスニックな雰囲気に変えます。
キリム柄のインテリアは無印良品やニトリで売っていて、入手方法が簡単なこともあって導入するのも簡単です。
通販でも買うことが出来るので手に入れやすいアイテムです。
キリムやキリムの模様は色々なグッズに使用されていて、意外と見る機会も多いです。今回はクッションカバーを紹介しましたが、他にも布団カバーなどにも用いられています。
キリム柄のクッションは部屋にあるとインテリアとしても目立ちますし、日常生活でもよく使うのであると便利です。カバーは取り換えることが出来るので気分によって変えることも出来ます。
無地のクッションもいいですが、柄のクッションは部屋にアクセントを加えてくれるのでおしゃれな雰囲気を出してくれます。初心者でも扱いやすいく便利なのも魅力です。
部屋にエスニック感が欲しいと考えている場合は簡単に取り入れられるキリム柄のクッションカバーを取り入れてみてはどうでしょうか？