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家計簿の項目の分け方のコツ!ざっくりシンプルにリスト化する?

家計の見直しを考える際に家計簿を付けて実態を把握しようとしたことがある人も多いと思います。新型コロナの影響が長引いて家計の見直しを現実的に考える人も増えていると思います。

ただ、家計簿を付けようと考えた時に項目をどう設定しようか迷ったことがある人は多いのではないでしょうか?付けようと思っても項目が思いつかず挫折することは避けたいですよね…

この記事では家計簿の項目の分け方について重要なポイントを取り上げます。項目の分け方のコツやざっくりシンプルにリスト化する方法について紹介していきます。

家計簿の項目の分け方のコツ

家計簿の項目の分け方のコツは2つです。

正直、そこまで難しいことではないのですが家計簿を継続することが出来ない人が少なくないということは無意識のうちにやってしまっている(特に手書きで家計簿を作成している場合)と言えます。

項目の分け方のコツ2つを意識して項目設定をすれば、かなりシンプルになるので分かりやすい家計簿になります。

使用頻度が低い項目を設定しない

1つ目は使用頻度が低い項目を設定しないことです。

趣味が複数ある場合や買い物等で頻度が低いものもあると思います。それらは1つの項目としては設定しない方がコンパクトですっきりします。

項目数を増やしすぎると管理が難しくなり、無駄なスペースを使ってしまうことや計算する際に余計な手間が掛かってしまいます。

家計簿はシンプルにしていくほど、管理がしやすくなるので使用頻度の高い項目だけを設定していく方がおすすめです。

いくつか趣味があっても没頭する時間や費やす費用は違うでしょうから、「趣味」という項目でまとめてしまう方がコンパクトで分かりやすいです。

生活していくうえで欠かせないもの+それ以外で使用頻度の高いものを項目として設定することを心掛けるようにすればシンプルかつコンパクトに収まります。

細かすぎる項目は設定しない

2つめは細かすぎる項目を設定しないことです。

色々なお店で買い物するからと言って、こと細かく項目を増やしていくと把握することが難しくなり混乱してしまいます。やがて記録を付けるのが面倒になり辞めてしまうことに…

例として、1か月間にユニクロ、GU、H&M、ライトオンの4つのお店で服を買ったとします。さて、お店が違いますが1店舗ずつ項目を設ける必要があるでしょうか?

4つも項目を設ける必要はありません。

そもそも毎月コンスタンツに、4つのお店で服を買うかと言うと…買わない可能性の方が高いですよね?衣類代(服代)という項目でまとめてしまう方が楽です。

今回は服の例ですが、他のジャンルにおいても項目を細かく設定せずに1つにまとめていく方がすっきりして記録を付けやすいです。

家計簿の項目をざっくりシンプルにリスト化とは?

ここからは家計簿をざっくりシンプルにリスト化するための3つのポイントを紹介します。

家計簿の項目分けは重要で継続するためのカギを握っていると言っても過言ではないです。項目分けが上手くいかないと後でつまづく可能性が上がります。

収入と固定支出・変動支出の項目分けを適切に出来るかどうかが家計簿を継続できるかどうかを左右することになるので注意して取り組む必要があります。

項目分けはざっくり

1つ目は項目分けをざっくりすることです。

主に変動支出の項目になりますがMAXでも7個以内に抑えることを目安に分けるといいと思います。固定支出は生活環境により個人差が出るので必ずしもこの限りではないですが、出来るだけ少ない方がいいです。

変動支出の項目を設定する中で「食費・日用品(消耗品費)・交際費・服代」の4つは多くの人に共通する項目なので他に設定する項目を3つ以内に抑えるようにします。

細かく項目を設定すると自分がしんどくなるだけなのでざっくりと項目分けしましょう。 最初から縛りがきついと後が苦しくなります。‎

まずは大きな項目をリスト化することで土台を作ります。

どの項目に何が入るかを決める

2つめは「どの項目に何が入るかを決めること」です。

最初にざっくり項目分けをした後に計上するレシートの金額がどこに入るかを決める必要があります。ここは個人によって変わってきますが、極力似た者同士は同じ項目に入れるようにしましょう。

例として

食費…普段の食品の買い物、仕事時のご飯代や飲み物代

日用品(消耗品費) 文房具、シャンプーやティッシュ・トイレットペーパー等の生活必需品

交際費…飲み会代、旅行代、イベントやそれに伴う費用

服代(衣類代) 新しい服の購入、クリーニング代等

こんな感じで似た者同士を同じ項目に入れるようにすると独立して計上するよりもスッキリします。小さな項目群を大きな項目1つにまとめるというイメージです。

どの項目に何が入るかをルール化することで後で間違えて計上しないための防止策にもなります。最初に基準を設けることで今後続けていくうえでスムーズに記録を付けれるようになります。

大きな項目の中に入る小さな項目をリスト化して紙に書いたり、エクセル等で保存して忘れないようにするのもありです。

その他の項目を設定する

3つめは「その他」の項目を設定することです。


「その他」の項目を設定する理由としてはどの項目に入れたら良いか判断がつかない時に使用するからです。

どの項目で計上するか悩んで、新しい項目を作ったり毎回入れる項目が異なると正確なデータが取れなくなったり後から見返したときに分からなくなってしまいます。

このような事態を避けるために「その他」の項目を設けるのです。要するに便利屋です(笑)

私の場合、仕事の関係で毎月変動で発生する費用があるので2つ設けていますが、基本は1つです。2つ設ける場合は「その他(仕事)」「その他(プライベート)」等分かるように設定しましょう。

まとめ

家計簿の項目の設定は継続するうえで非常に重要なもので最初の段階でシンプルなスタイルにすることが継続できるか否かを分けると言っても過言ではないと思います。

何でもかんでも記録を付けるのではなく自分自身が分かりやすいように付けることが大事です。後から見て分からないと家計簿の意味がなくなってしまいます。

変動支出の項目を設定するうえで考えないといけないことは2つ

1.生活するうえで欠かせないもの⇒食費・日用品(消耗品費)・衣類代・交際費等

2. 1以外で使用頻度の高いもの⇒その他費用等・※個人によって異なるため「その他費用」で計上

いずれも個人の生活環境によって異なりますが、1は共通する項目が多いので設定はしやすいと思います。項目を設定するうえで2つを意識すればシンプルな家計簿になっていくと思います。

家計簿を続ける上で項目をシンプルかつコンパクトにしていくことが最初の壁だと言えます。ざっくり項目を設定してその中に含まれることをリスト化することで分かりやすくなり家計簿は続けやすくなります。

この記事では項目に焦点を当てていますが、家計簿の付け方や続けるコツについても紹介しているのでよければ参考にしてください。

sonken0902

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Tags: 家計簿