夏の高校野球甲子園大会も準々決勝に突入しました。今日の高校野球第2試合では栃木代表の作新学院と岐阜代表の中京学院大中京の試合が行われました。
8回裏に飛び出した中京学院大中京高校の逆転満塁ホームランが2007年にがばい旋風で優勝した佐賀北高校や2011年の八幡商業の満塁ホームランを彷彿させるような一打でした。
中京学院大中京が逆転満塁ホームランでミラクル勝利
準々決勝の中京学院大中京と作新学院の試合は6-3で中京学院大中京が勝利しましたが、8回裏の逆転満塁ホームランは甲子園が一度静まり返りました。
中京学院大中京。元くんの逆転満塁ホームラン!!!またしても終盤の逆転劇!鳥肌たった、、
何か静まり返るような雰囲気になったな、、 pic.twitter.com/sURX5G1sqe— こう (@2QtVurJS7Ee3XDD) August 18, 2019
テレビで見ていて、ポール際で切れるかなと思ったのですが切れずにレフトスタンドに飛び込みました。甲子園での逆転満塁ホームランという夢のようなことが現実に起きました。
味方が作ったチャンスを一振りで決めた元選手の集中力も凄いですね。6回までは作新学院に抑え込まれていた打線が7回から反撃して8回に一気に逆転することになりました。
初戦となった2回戦の北照戦でも7回に4点を奪って逆転し、4-3で勝利しました。
3回戦の東海大相模戦でも1-3と劣勢だった中京学院大中京は7回に一挙7点を奪い逆転して9-4で逆転勝ちを収めています。
打線が終盤に強さを見せるのが中京学院大中京の特徴だと言えます。甲子園での3試合全てで7回の攻撃で得点を奪っています。
今日、行われた作新学院との試合でも7回に2点を取って3-2と反撃が始まり、8回の満塁ホームランで一挙4点を奪いそのまま逃げ切りました。
1イニングでの集中打というと2008年の常葉菊川のようなイメージになります。常葉菊川も1イニング11点取ったりしてました。
佐賀北を彷彿させる逆転満塁ホームラン
甲子園での逆転満塁ホームランと言うと2007年夏の甲子園での佐賀北高校の満塁ホームランを覚えている人も多いのではないでしょうか?
2007夏甲子園決勝
佐賀北高校
逆転満塁ホームラン pic.twitter.com/TYEv0OGxE1— 野球ベースボール (@SiwOIUsNi7E3VxA) February 16, 2017
広陵vs佐賀北の決勝戦は8回まで4-0で広陵がリードしていましたが、8回裏に副島選手の逆転満塁ホームランで逆転し、佐賀北が初優勝を飾りました。
今年の甲子園で佐賀北高校が出場していましたが、監督は2007年がばい旋風で優勝した時のエース投手だった久保監督でした。
この時の広陵高校のバッテリーが広島の野村投手と巨人の小林捕手と後にプロ野球で活躍する選手になっています。野村投手が判定に戸惑いを隠せなかった表情が印象に残っています。
八幡商業の逆転満塁ホームラン
2007年の佐賀北高校の満塁ホームラン以外だと2011年の八幡商業の遠藤選手が帝京高校戦の9回に放った逆転満塁ホームランが印象に残っています。
8回まで帝京に2安打と封じ込められ2塁も踏めていない状況だった八幡商業が3連打でチャンスを作り、相手の失策で1点を返した後の満塁ホームランでした。
ファールで粘り、最後はライトポール際に満塁ホームランを叩き込みました。右バッターが流し打ちでライトスタンドに叩き込んだのは印象的でした。
最後に
甲子園で満塁ホームランを打ったことは元選手にとって一生忘れられない思い出になると思います。満塁ホームランと言うと中京学院大中京と言われるようになるかもしれないですね。
中京学院大中京はベスト4進出が決まりました。逆転満塁ホームランでミラクルを起こした勢いはまだまだ止まらないと思います。
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