組体操のピラミッドが危険な理由!運動会で子供の事故や怪我対策は?

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時事ネタ

今回のテーマは組体操のピラミッドについてです。

 

組体操と言うと小学生や中学生の運動会の時にやった記憶がある人も多いのではないでしょうか?

 

今日の記事で大阪府の学校で7段ピラミッドを実施しようとしていると書かれていました。

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記事を見た時、7段ピラミッドを実施するなど狂気の沙汰でしかないと思いました。小学校・中学校時代の中で最高でも4段だったのに7段など子供をどう思っているのかと思います。

 

組体操を巡っては事故の危険性や子供の負担面から廃止するべきだという声も多く存在しています。過去には組体操中の事故で子供が命を落としたり、後遺症が残る怪我を負ってしまうといった痛ましい事件も起きています。

 

この記事では組体操のピラミッドが危険な理由と子供を事故や怪我から守るために出来る対策などをまとめてみました。

 

 

組体操のピラミッドとは

 

 

組体操と言っても様々な種類があり、少人数で行うタイプの技から大人数で行うタイプの技もあります。ピラミッド以外にも扇やタワーなどの技があります。

 

ピラミッドは組体操のメインとも言えるもので3段ピラミッドや4段ピラミッドなど段の数も色々あります。シンプルに上に乗っていくスタイル(俵型)だけでなく最近では変則スタイル(立体型)のピラミッドも増えているようです。

 

私が小学生の時(2000年代)はグランドの前にいる3グループが変則スタイル(立体型)のピラミッドで後ろの4グループが俵型の4段ピラミッドでした。

 

 

俵型のピラミッド

 

 

昔から行われているタイプでどんどん上に積み重なっていくことで高さも高くなります。単純に上にどんどん人が乗っていくので下の人にはダイレクトに負担がかかります。

 

周りから見ればピラミッドが高くなれば高くなるほど壮大で見ごたえがあるように見えます。5段・6段となるとかなりの迫力があると思います。

 

私自身が経験したのは最大で4段ピラミッドなのでこれより上のピラミッドの感覚は分かりません。小学校時代は体格が大きい方だったので一番下になっていましたがはっきり言うと

 

 

 

4段ピラミッドの一番下はめちゃくちゃ辛いです。

 

 

 

それぐらい我慢しろと根性論や精神論が飛んできた記憶がありますが、4段でも体への非情に大きいです。我慢しろなどもはや虐待のように思えます。

 

 

立体型のピラミッド

 

 

俵型よりも後から誕生したスタイルのピラミッドで俵型のようにそのまま上に乗るのではなく、間に中腰の人を挟むというようなスタイルです。

 

一番下の人の間に隙間があり、そこに中腰の人が入ります。

 

f:id:takehikom:20160430223527j:image

https://takehikom.hateblo.jp/entry/20160430/1462023829より引用

 

上の絵が立体型のピラミッドです。俵型のピラミッドに比べると1人あたりにかかる最大負担量が減るスタイルで2000年頃から増えていったと言われています。

 

このスタイルは下の人に上の人の全体重が掛かるわけではないので負担を分散できるというメリットがあります。それでも高さが上がるほど危険にはなります。

 

 

ピラミッドでの事故や怪我の危険性

 

 

組体操は壮大なスケールを誇りますが、重大な事故や怪我とは表裏一体の関係です。ピラミッドやタワーが崩れて子供が怪我をしたというケースも少なくありません。

 

高さが上がるほど、落ちる時の衝撃も大きく巻き沿いを受ける人も増えるので大惨事に繋がります。いくらそばに先生がいても崩れてはどうしようもありません。

 

通っていた小学校では私の世代でタワーやピラミッドが崩れて怪我をした事例はなかったのですが、弟の世代でタワーが崩れて怪我人が複数人でた事例がありました。

 

幸い、練習だったことやマットの上で行っていたこともあり怪我は軽く済んだみたいですが、1つ間違えれば大けがに繋がります。

 

 

骨折や後遺症の残る怪我に繋がりかねない

 

 

ピラミッドやタワーが崩れると大けがのリスクがあります。過去に組体操でケガをして後遺症が残った人が学校を訴えると言う裁判もありました。

 

タワーの場合、立ち上がるので高さもピラミッドよりも高くなります。4重の塔が崩れた場合、一番上にいる人は特に頭から落ちる危険性も高く、落ちた場合は命の危険に繋がります。

 

脳震盪を起こす可能性も高く非常に危険です。

 

ピラミッドの場合は上から将棋倒しのように崩れる危険性があります。俵型のピラミッドの場合、一番下の人は一気に押しつぶされるような形になるので瞬間的に大きな負担が体を襲います。

 

後遺症が残った場合、今後の日常生活でも大きな支障が出てしまいます。今後の人生設計を狂わせてしまうようなことにもなりかねないのです。

 

 

子供のメンタル面にも悪影響がある

 

 

組体操の事故の場合、身体的な怪我に囚われがちですがメンタル面でのダメージも大きいです。特に事故の起きたグループにいた場合や事故現場を見てしまった時はトラウマとして心に残ってしまうケースもあります。

 

怪我が軽傷で済めば、大丈夫なこともありますが死亡事故になった場合や後遺症が残る怪我を負った人がいた事故の場合はそうはいかないでしょう。

 

責任感の強い子や真面目な子は事故の責任を感じてしまい、立ち直れなくなってしまいかねません。身体面だけでなく、精神面でも大きなダメージを負ってしまう可能性も高いです

 

事故でメンタルがやられてしまい、うつ病を発症してしまうのが最悪のパターンです。

 

 

組体操は厳しい制限を付けるべきでは

 

 

個人的な疑問ですが、なぜ組体操に壮大なスケールを求めるのでしょうか?

 

ピラミッドやタワーも巨大化し、土台となる一番下の人の負担も大きくなる中でさらに大きくしようとする意図は何なのか分かりません。

 

紹介した記事では「集団作りの効果はある」として7段ピラミッドを実施する中学校もあるようですが、7段ピラミッドでなくても集団作りは出来るはずです。

 

わざわざ大けがのリスクを背負ってまで7段ピラミッドで集団作りをする意味はないと思います。もし、事故が起きてしまったときどう対応するのでしょうか?

 

組体操は伝統がありますが、時代の変化に合わせて変えなければいけない部分もあるのではないでしょうか?

 

子供の立場になって組体操いついて考える必要があると思います。

 

 

「伝統だから」という理由だけではただの自己満足でしかありません。

 

 

個人的な感覚ですが、ピラミッドは最大でも4段が限界だと思います。私の通っていた地域の学校は最大でピラミッドは4段まででした。

 

組体操をするのであれば子供の安全を最優先に考えないと行けません。事故や怪我から守るためには組体操の巨大化を辞めるべきではないかと思います。

 

 

組体操は子供が主体となって行う演技であって大人の理想のために子供にリスクを負わせるものではありません。

 

子供を守るためには厳しい制限が必要だと思います。組体操のピラミッドが危険な理由は子供にかかる負担を無視したパフォーマンスを強いているからです。

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