東急電鉄が観光列車を北海道で計画する理由は?内容の予想

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インフラ

こんばんは。今回は東急電鉄が北の大地の北海道で豪華観光列車の運行を計画していることについて書いていきたいと思います。

昨日の記事で取り上げられていました。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190125-00000035-kyodonews-soci

 

記事のよればJR北海道と連携し、2020年の運行を計画しているとのことで、富裕層やインバウンド需要を取り込むことが理由のようです。

 

ただ、東急電鉄が北海道で豪華観光列車の運行を計画していることに対して2つ疑問点があります。

 

1つめはなぜ、関東の私鉄である東急電鉄が北海道で豪華観光列車を運行する計画を立てたのかです。JR北海道からすれば、ありがたい計画かもしれませんが東急電鉄にメリットがあるのでしょうか?

 

北海道で運行するとなると関東から車両を運ぶ必要があります。記事によれば2017年から伊豆で東急が伊豆急行と合同で運行するザ・ロイヤルエクスプレスの車両を使用するとのことですが伊豆で走らせている以上、使用には制限が掛かります。

 

新しく車両を製造するにしても莫大なコストが掛かるでしょうし、伊豆で走っている車両を使用するにしても輸送費が高くつきます。

 

また、車両を運んでもレール幅が違えば、走行は出来ません。レール幅の問題だけでなく線形の問題や気候面への対応も必要となってきます。

 

車両の輸送や線形や気候に対応した車両を製造しないといけない場合は莫大なコストが掛かります。豪華列車の運行の内容はまだ分かりませんが採算を取ろうと思うと運行本数を多くしないといけません。

 

現段階でも難しい課題があることが分かっていますが、運行計画を立てているということは解決策成功できる理由があるのでしょう。

 

2つめはJR北海道のどの区間を走行するのかと走行距離についてです。JR北海道のエリアは広く距離も駅間も長いです。インバウンド需要や富裕層を狙うにしても走行区間の選定は非常に重要になります。

北海道へのアクセスは飛行機がほとんどであることを考えると空港へのアクセスが良い場所になる可能性が高く、北海道の玄関口が新千歳空港であることを考えると豪華観光列車のスタート地点は札幌になるのではないかと思います。

 

札幌駅から新千歳空港へは快速エアポートが運行していますし、飛行機アクセスを考えると札幌が起点になる可能性は非常に高いのではないかと考えれます。

 

豪華観光列車と出ているのでJR西日本の瑞風やJR九州のななつ星のようなスタイルになるのではないでしょうか?北海道を1周するようなコースになるのか折り返しコースになるのかは未定ですが走行距離が長くなる以上、運転士も複数人必要になるでしょう。

 

東急線が走っている場所ではないので運転士の確保も課題です。東急の計画なので東急が車両を製造することになると考えられるので運転士の確保も東急がしないといけないでしょう。

 

東急電鉄は2017年の夏に伊豆急行・JR東日本と共同でザ・ロイヤルエクスプレスという北欧のデンマークの家具メーカーとコラボした豪華列車を伊豆で運行開始しました。

 

東急は伊豆での豪華列車の実績があり、北海道でも同じ車両を使うとのことですが新しく1編成製造するのか伊豆から運ぶのかは分かりません。ただ、1編成だと運行にかなりの制限が掛かります。

 

1編成しかない場合、伊豆と北海道で同時に豪華列車を運行することは出来ないですし車両の輸送を考えると運行本数もあまり多く設定は出来ません。東急が何編成所持しているかは不明ですがおそらく1編成でしょう。

 

JR北海道は線路使用料やJRの系列ホテルを乗客が利用することで収益を上げようと考えているようですが、東急電鉄がどのぐらいの乗客を確保できるかは未知数なので収益の予想も付きません。

 

JR北海道の経営状況は苦しく、単独で鉄道事業の収益改善を目指すのは困難な状況です。その状況中で東急が北海道で豪華観光の運行を計画していることは鉄道事業の収益改善のきっかけになるかもしれません。

 

この豪華観光列車で北海道の魅力を発信できれば、観光客を呼びこめて鉄道利用の促進が期待できます。インバウンド需要を取り込めればグループ会社のホテルやお店にも人をより多く呼び込めるので効果的です。

 

東急電鉄が北海道で豪華観光列車を運行しようというのは予想外の出来事ですが、常識破りのチャレンジでもあると思います。本拠地から遠く離れた場所で列車を運行すること自体、驚きですが豪華観光列車を運行させようという意気込みも凄いと感じます。

 

北海道で豪華観光列車を運行する当たって課題も多くあります。北海道の気候や線形など計画の実施に際して大きな障害であることには違いありません。

 

採算を取るためには複数のコースを設定するのか、北海道1周コースにするのかいくつかのパターンが予想できます。計画の実施に当たり、観光地の魅力のPRも必要になってくるので準備は大変です。

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