イギリスのEU離脱の背景にロシア?国民投票への干渉目的!今後は?

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政治

イギリスのEU離脱の背景にロシアが2016年の国民投票に干渉していた報じられています。

 

イギリスは2016年の国民投票でEU離脱派が勝利したことでEU離脱が決まりましたが、その直後から国内での混乱だけでなくEUとの摩擦などの問題を抱えており内外で大きな影響があります。

 

EU離脱合意交渉で混乱状態の英国ですが2016年の国民投票でロシアの介入があり、選挙結果に影響を与えたのではないかという疑惑があります。

 

果たしてロシアがイギリスの国民投票に干渉した目的は何なのでしょうか?

イギリスのEU離脱の背景にロシア?

 

昨日の産経新聞でロシアの介入疑惑について書かれています。

 

23日の朝の産経新聞の記事です。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181123-00000514-san-eurp

 

ロシアというとプーチン大統領のイメージですが、いいイメージはないですよね。秋田犬と触れ合っている時や柔道に取り組んでいる時のプーチン大統領の面影は政治の世界ではありませんね…

 

2年前のアメリカの大統領選挙への介入疑惑も報道されていてロシアの他国への内政干渉も大きな問題となっています。アメリカの大統領選挙だけでなく英国の国民投票に介入してしたとなるとロシアとの関係も悪化することが予想されます。

 

さて、イギリスのEU離脱を巡る国民投票でロシアが介入したとされていますが、その目的はウクライナ情勢を巡るヨーロッパ諸国の包囲網を崩すためと記事で紹介されています。

 

しかし、真の目的は別にあるのではないかと個人的に思います。

 

イギリスのEU離脱の国民投票への干渉目的

 

ウクライナ情勢の中でロシアがクリミア半島を併合したことでEUのロシアに対する経済制裁が発動し、今年の夏に期限が来たものの延長されたことでロシア経済は窮地に追い詰められています。

 

また、アメリカのトランプ大統領もロシアへの制裁を強めており、双方から挟み撃ちされている状況の中での突破策がアメリカ大統領選挙とイギリスの国民投票への介入だったと言えるでしょう。

 

国民投票介入の背景にはロシア経済の悪化があります。

 

国民投票へのロシアの介入目的はロシア経済改善の為の戦略だと思います。

 

英エディンバラ大研究チームの調査結果によると、サンクトペテルブルクにあるSNS情報工作拠点「インターネット・リサーチ・エージェンシー(IRA)社」が419以上の偽アカウントを作成、離脱を支持する投稿を繰り返した。アカウントのうち一つは昨年3月、国会議事堂に近いウエストミンスター橋で車が通行人をはねた事件に絡み、反イスラム感情をあおったものだった。

また英スウォンジー大学と米カリフォルニア大学バークレー校の研究者の調査では、国民投票までの数日間にロシアと関連がある3万以上のアカウントから約4万5000のメッセージが投稿され、ほとんどが離脱投票の呼びかけだったことも判明した。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181123-00000514-san-eurpより引用

 

記事の中では上記のようにロシアによるSNSを使った選挙への介入方法が紹介されています。3万以上のアカウントから離脱投票を呼び掛けたとなると影響はそれなりにあると言えます。

 

ロシアにとってはEUで影響力のあるイギリスがいなくなれば、包囲網の脅威もかなり軽減できることとEU内で内紛を起こすことでEUの結束を瓦解させて制裁を終了させようとする目的があると言えます。

クリミア半島から視線を外す狙いも

 

もうひとつの目的はクリミア半島からEUとアメリカの視線を外すことです。

 

内紛を起こし、外部に力を割けないようにすることでクリミア半島への侵略行為をさらに進めていこうという狙いがあるのでしょう。

 

アメリカ大統領選挙への介入はクリントンが勝とうがトランプが勝とうが関係ありません。

 

勝った方が大統領の座に就いた後、選挙介入疑惑が報じられれば支持率の低下を狙えます。内政の火消しに走ることになるので外交に本腰を入れることは難しくなるとロシアは考えているのでしょう。

 

トランプが大統領選挙に勝利しましたが、トランプに批判的なアメリカメディアは多いので批判的な報道がよくされます。アメリカメディアの体質を利用したロシアの戦略方法は用意周到であったと思います。

 

外から崩すのが難しいなら内側から崩すという古代からの戦略です。

 

古代中国からの戦術をロシアは活用

 

ロシアは古代中国から存在する戦術を使用したと言えます。

 

中国の後漢末期の時代、曹操に仕えていた軍師の賈詡(かく)が馬超と韓遂の連合軍に対し2人の中を引き裂き内部分裂を起こす離間の計で曹操を勝利に導きました。

 

馬超の武勇に苦戦するのは韓遂の頭脳があるからだと見抜いた賈詡(かく)は馬超に嘘の情報を流し込み韓遂を信用させないように誘導し、結果として仲たがいさせました。

 

武力で正面から戦っても勝ち目はないので知力で内部から崩すという戦略は現代においても通用するシンプルかつ強力な計略です。

 

剛ではなく柔で挑むことで相手の武器を封じるという戦略をロシアは実行していると言えます。

 

実際に効果はあり

 

EUとアメリカに対し正面から挑んでも連合を組まれて共闘されるのは目に見えているのでロシアに勝ち目はありません。

 

そこでアメリカ大統領選挙イギリスの国民投票に介入し内部分裂を狙ったのでしょう。

 

アメリカ社会を内部から分裂させて、トランプ政権に批判の集中砲火を浴びせて動きを封じようと試みたのでしょう。一時的にロシアの介入疑惑で批判が集中した時期があったので効果はあったと言えます。

 

イギリスの国民投票の介入はEU離脱が決まったのでロシアからすれば狙い通りの戦果が挙げられる結果になったと言えます。EUを相手にするのではなく、一国を狙うことで各個撃破を目指すというものです。

 

大きな連合組織であるほど各個撃破は成功しやすい環境があるものです。EUというヨーロッパの多くの国が所属する組織だと経済力格差やドイツの一人勝ちという状況など大きな不満がある状態なのでより有効な策となったと言えます。

 

今後は

 

ロシアの戦略にEUやアメリカを始め国際社会がどのように迎撃するのかがカギとなります。ロシアのクリミア半島での軍事行為は侵略行為であるので認めるわけにはいきません。

 

ロシアの攻勢に屈しないようにしないといけません。ロシアの戦略が世界に影響を与えることは事実なのでペースにのせられないように注意し、経済制裁を継続するべきだと思います。

 

 

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