東急電鉄が鉄道事業を分社化 その理由とメリット・デメリット

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インフラ

こんばんは。

今から3時間ほど前に東急電鉄が鉄道事業を分社化を発表したというニュースがあったのでそのことについて書いていこうと思います。

 

まず、簡単に東急電鉄について紹介していこうと思います。

正式名称は東京急行電鉄株式会社で鉄道事業をはじめ、不動産事業やホテル事業を手掛けていて、東急グループの中心的な企業です。

東急グループでは他にもバス事業や小売り事業などグループで多様な分野の経営をしています。

 

東急グループの会社として頭に浮かびやすいのは東急ハンズではないでしょうか?生活雑貨を多く取り扱うおしゃれなお店というイメージがあります。

 

主に大都市を中心に展開しているみたいなどで買い物好きな人は知っている人も多いと思います。池袋駅近くにある東急ハンズに行ったことがありますが、サンシャインシティにあるということもあって人が多すぎました(;^_^A

あと、サンシャイン池崎のCMがうるさかった記憶が強いです(笑)。池袋駅の柱のパネルでも映像が頻繁に流れていたので池袋駅を利用していた人は毎日聞いていたのではないかと思います。

 

東急と聞くと「おしゃれ」「洗練されている」というイメージが強いですね。

 

さて今日の夕方、東急電鉄が鉄道事業を分社化すると発表しましたが、東急電鉄の鉄道事業について書いてみました。

東急電鉄は8路線総距離約100キロの路線を保有していて、東京メトロや横浜みなとみらい線、東武東上線、西武池袋線との相互乗り入れを行っています。

 

特に渋谷~横浜を結ぶ東横線と渋谷~中央林間を結ぶ田園都市線は東急電鉄の基幹路線で他社乗り入れも行っているなど重要な路線です。

 

鉄道会社にとって鉄道事業は経営の根幹部分であるはずですが、なぜ分社化を決めたのでしょうか?

そこには東急電鉄の収益割合が影響しているのではないかと考えることができます。

 

東急電鉄のホームページから引用しました。

セグメントの動向|個人投資家の皆さまへ|株主・投資家の皆さまへ|企業情報|東急株式会社
東急株式会社・東急グループのセグメントの動向

こちらのホームページを見ると東急電鉄の売上高で鉄道事業が占める割合が17.6%という低い数字になっていることが分かります。生活サービス事業が約60%を占めるなど鉄道事業以外がメインとなっていることが分かります。

成長していて今後も伸びていく分野に特化したいという考えが東急電鉄の経営陣の中にあるのではないかと推測できます。

また、鉄道事業が今後、伸びにくい環境になるということも分社化の理由の1つでしょう。日本は人口減少と少子高齢化が進んでおり、今後利用者が減っていくことが予想されます。

 

今後の日本の環境に対応するために早めの策を取ったとも考えられます。

 

さて、分社化とはどういうことか分かりますか?

分かりやすく紹介しているサイトがあったのでお借りしました。

 

分社化

企業の事業の一部を分割し、各々で事業を経営することであり、責任や権限も各々の企業に与えられ企業ごとに事業方針なども決定され、分社化前にはできなかった新たな新事業や市場の拡販などが行うことができます。一般的には親会社が100%出資し、「連結納税制度」という赤字企業と黒字企業の収益を相殺し、納税額を抑えられることも可能です。https://minnkane.com/news/8342より引用

簡単に言うと、ひとつの部署が独立して会社になることです。会社として独立することで責任や権限を持つようになるので、ある程度自由に行動することができるようになります。

 

分社のメリットとして、管理が行き届きやすくなることです。これまで本体に所属していたため特定の部署だけを管理することはできない分、疎かになる可能性が十分に考えられましたが、分社することで特化して管理ができるようになります。

 

管理が容易になり、リスク管理もしやすくなるので倒産リスクを下げることもできます

 

他にも独立することでこれまでの制約から解放されるというメリットもあります。本体に所属しているときは上層部からの制約も大きいので果敢な挑戦や新事業を立ち上げることが難しい環境です。

 

しかし、分社し独立することで責任・権限は移るのでこれまで出来なかったことに挑戦することが出来るようにもなります。

 

しかし、メリットがあればデメリットもあります。

 

デメリットとして本社と分社の軋轢が生じることがあることです。双方の業績がいい状態のときは起こりませんが、双方が悪化あるいは片方が悪化した際に表面化しやすい問題です。

 

また、親会社が100%出資でなければ連結納税制度を利用できません。節税対策で分社しても親会社の完全出資でなければ意味をなさない点も存在します。

他にもグループ会社間で意思疎通が難しくなる可能性もあります。分社すればグループ会社は増えていくのでその分、考え方の違う集団ができてしまうことも考えられるからです。

 

ざっくり書きましたが、メリットがあればデメリットがあるのでどうバランスを取るかが大事になってきます。東急電鉄の分社化の意図はコストカットとTwitterでも書かれていますが真実は不明です。

ですが、コストカットを目的に分社化することは普通にあることなので十分考えられます。

ただ、東急電鉄という名前の企業なのに鉄道事業を持たないのは変に感じてしまいますね。

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